山 行 報 告 | |
2010/3/20〜21 上越・巻機山 | メンバ:大高ぁ、駒崎、大高ゅ、内山、加藤 記録:大高ぁ |
【コースタイム】
(3月20日)
2:00=関越道=越後湯沢IC=7:30清水集落手前民宿雲天横(駐車)8:30―井戸尾根―12:00にせ巻機山12:15−13:00巻機山―米子沢―2:00桜坂―2:30清水集落手前民宿雲天横(駐車)3:00=土樽駅そばテント泊
(3月21日)
越後湯沢IC=関越道=自宅解散
【記 録】
飲み会の後なのでかみさんに運転をお願いする。途中から駒崎さんに最後まで運転していただいた。いつも申し訳ありません。
関越は三連休の初日のためか渋滞の一歩手前。朝方には大渋滞に発展していることでしょう。コンビニに寄るため一歩手前の越後湯沢ICで降りる。巻機山の登山口清水集落の一歩手前の民宿雲天のあたりに車が多数路駐。
加藤さんによると、ここから登るほうが近いとのこと。天気快晴だが明日は低気圧の発達で大荒れになるという。ここは天気予報を信じて日帰りとする。本来は薮であろうところをスキーで快適に桜坂の駐車場まで行く。
ここから井戸壁の上まではきつい登りと緩い登りが交互にくる。他のスキーヤーと抜きつ抜かれつ。みんな明日の荒天を予想して日帰りの装備。井戸壁は、技術の差かシールの差か、背負って登るのと履いて登るのと半々だった。
井戸壁の上からは真っ青な空の元、快適な登高でニセ巻機山まで登る。途中、ばてたボーダーがひっくり返って天を仰いでいた。ニセ巻機山からは風が強い。
雪はシャーベット状態。先行の一人が巻機山の真っ白いカンバスにテレマークでシュプールの線を描く。途中一回転んだ。だがうらやましい。われわれも負けじと巻機の頂上をめざす。頂上からの滑りは、やや重の状態ではあったが最中状ではなく、広大な斜面をいっきに偽巻機山の基部まで滑る。
山スキー初の内山氏も、はじめ戸惑いながらもゲレンデ上級の腕を生かして豪快に滑る。何度も下降している加藤さんの「今日は大丈夫」という言葉と先行のシュプールに導かれてわれわれも米子沢を下降。大きな雪崩の心配は無さそうだ。
適度な斜度と幅。「う〜ん。これがあのナメの連続の米子沢の春の姿か」とターンを繰り返しつつどんどん下る。途中大滝あたりに大きなデブリが一か所あったが、状態は良いらしくあっという間に堰堤まで滑ってしまった。
体中塩を噴いて登った苦労もこの一瞬で吹き飛んだ。夕方になっても快晴の天気であるが、今日は土樽駅の駐車場にお邪魔して宴会とする。ビールにどぶろく、バーボンとへべれけになって日付をまたぐころにグロッキー。
しかし二時ころから暴風雨。やっぱり予報通りだった。朝起きて駅舎に行くと、中は登山者だらけ。外にはくしゃくしゃのテントがあり、どうも駅舎に逃げ込んだらしい。準備万端で宴会に臨んだわれわれはやはりえらい。
帰りは谷川PAの「谷川丼」に朝から食らいつく。駒崎さんはグロッキー。若い私と内山氏は完食し満足。黄砂と強風の中、帰宅した。